ドイツで丸２年暮らして思っていること
ドイツに移住してから丸２年が経ちました。別にだからなんだという話なのですが久々に時間を作って文章でも書いてみるか〜という気持ちになっている時に「そういえばもう２年か〜」ということに気づいたのでそういうことを書いていこうと思います。パソコンで日本語打つの久しぶりなんですけどめちゃくちゃタイピング難しいな！負けずにいくぞ！
- 子供ができない
子供ができないんですよね〜！丸２年だぞ、どうなってんだよ私の子宮。頼む働いてくれ。というわけでまぁ以前にも何度か書いてたんですけど未だにKinderwunschは継続中です。どこまで書いたか忘れたんですけど排卵障害があるので投薬して改善を待ちましょう、ということをしています。副作用も特別気づくようなこともなくふんふんふ〜んと過ごしています。なんか最近は治療が具体的になってきたため、少し余裕があります。前までは「黒パンを食べよ」とか「テーを飲め」などとお前それ2018年に生きてる夫婦に言う？！みたいなことしか婦人科の先生から得られる情報がなかったのでまだなにかできるのではないか、あるいはするべきではないか、などと暗闇の中を歩いている気分でしたが、今はとりあえず薬で排卵が起きるかどうか、確認するために期間があってそれを経験している最中なので「よし、これがダメならそれでいこう」という道が分かってて夫ともわりとポジティブな話、してます。もし妊娠したら性別は先に聞きたい？とかベビーカーいる？いらない？とか（いるだろ）そういうことを少しずつ話せるようになってきました。もちろん治療の結果はわからないけれど、もし子供ができなくて夫と猫とだけの家族で暮らすことになってもそれはそれで幸せかもね、という話もできるくらいに。でもまぁ妊婦のツイッターはブロックしまくってますけど（笑）それだけは本当に無理、めちゃくちゃ無理。憎しみがすごいことになるのでブロックして目に入らないように入らないようにしています。よくよく考えるとミュートでもいいんだけどな。わたしたち夫婦より後に結婚した人たちが子宝に恵まれているのをみるのは本当に辛い。本当に誰にも言えない。周りにもKinderwunschで悩んでる人たちがいて、そういう人は周りの人（わたしとか）に悩みを話しかけていてすごいなと思う。「若いから大丈夫」って言われたら泣く自信があるのでわたしは。うるせー。
- 家探し
未だに家探し続けてるんですよ。２年ですよ？見つからなさすぎてビビる。どんだけないんだよ、家。まぁ日本ではワンルームしか探したことがないので4部屋ある家を探している今と比べるのはどうかと思うけど、それでも日本は家が余ってるよな〜と思う。子供が出来るまでには引っ越したい。そして自分の部屋が欲しい。ずっと４部屋ある家を探してて、まずリビングルーム、ベッドルーム、仕事部屋、そしていつか生まれる子供の部屋という分け方で考えてたんですけど仕事部屋は夫の部屋になっちゃうきがするんだよな〜。そして夫の家具のセンスが全く好みじゃないので次に引っ越す時にはわたしの好きなカーペットとか椅子とかを買いたいんだ。もう黒の木のやつはヤダ！ダサい！
- 仕事
たのしい。つづけたい。
- 友達
ドイツには飲みに誘える友達が１人いる。大好き！
最近の日本のセクハラ・パワハラ事件にめちゃくちゃ怒ってる。怒るのめちゃくちゃしんどいけど、怒れないことの方がしんどい。わたしの体はわたしのもので、誰に使われたり判断されたりしたりしていいわけないって思っている。大学にいたときにフェミニズムを専門に研究している教授がいたんだけどいっちども、本当にいっちども授業を取らなかったんですよね。それくらい、あるのに気づいてなかった。そうじゃなくていい、そうじゃないって声をあげていきたい。子供を迎える世界がこんな世界でいいわけない。ぜったいにだまらないからな。
そしてドイツで暮らすのを選択したのは正解だったなと思う。ドイツにももちろんパワハラとかセクハラもあるし、女性蔑視もある。ドイツは専業主婦も多いしまだ子供がいる女性が家にいるのがいいっていう古い考えもある。でもドイツはみんな好きな服を好きなように着ているし、女性蔑視に怒る文化がある。わたしも怒るぞ。
本当に久々に文章を書いたのでメチャクチャに疲れた。おやすみなさい。
