これだけやっとけ！ドイツ連邦議会選挙前にWahl-O-Mat
ドイツ連邦議会選挙まであと10日ですね。ニュースサイトもだいぶBundestag（とサッカー）についてばかり流れてきててマジでだるい。たまには気楽なニュースも読みたい。
これの続編だぞ。
どんな政党があるかなんとなーくわかったらじゃあ自分はどの政党を推すべきなのか調べないとね。いい時期に政治のことを勉強してるなぁ。
Wahl-O-Matとは？
いくつかの問いに答えることで自分の意見と似た政策を掲げている政党を教えてくれるサイトです。 日本にも同じようなサイトがあったと思うんだけど探してないので見つかってません…。
Wahl-O-Mat zur Bundestagswahl 2017 | Start
こんなサイト。
「ようこそWahl-O-Matへ。33あるうちの32もの政党がWahl-O-Matの命題に応じてくれました。次はあなたの番です。自分の見解を政党の回答と比較してみましょう。」
Theseって命題でいいのかな？辞書だと"綱領"っても出てくるんだけどWahl-O-Matの綱領はおかしくない？わからないから小文字にするけど…。
どういう風に答えるの？
賛成ならStimme zu、中立ならneutral、反対ならstimme nicht zuをクリックしていくだけ。設問下の小さな白黒の丸をクリックすれば過去の質問に戻ることもできます。
例えばこれは13問目、Kindergeld子供手当はドイツ人家族にのみ支給されるべきか。この問いだけで賛成反対中立を選ぶのってすごく難しい。だってdeutsche Familieドイツ人家族ってすごい大雑把なくくりだから。例えばわたしたち夫婦は夫がドイツ国籍を持っているけどわたしは日本国籍しかもっていないからドイツ人家族とはいえないのか？って疑問は当然あるんだけどとりあえずこれだけ読んでどれかを選ばなくちゃいけないので私は「反対」にしました。
あとわたしがすごく興味深かったのはやっぱり「ドイツの文化に馴染む気のない人は給付金（？正しい訳語がわからない）を受け取ってはいけない」とかそういう難民移民に対する政策ですよね。これに賛成したりするとAfDのパーセンデージがあがったりするんだろうな〜。
あと奨学金給付は両親の収入額に左右されるかどうかとか、アウトバーンの速度制限とか大麻合法化とか。
こういう設問に出会うとまじで「わっかんね……」ってなります。知らんがな。でも答えなくちゃいけない。
結果の見方
全て選択し終えるとどの政党を比較しますか？と出てくるので適当に上からポンポンと選んでいきます。わたしは普通にこの前の記事で書いたみたいな大きな政党ばかり選びましたが、ツイッターなどで結果を公表している人のを見ると（#WahlOMatで出てきます）たぶん地域や地区の小さめな政党を選んでいる人もたくさんいました。でも私はよくわからないのでCDUとSPDで比べる！！
ちなみにわたしの結果はこちら。
この一番上に出ているDie PARTEIは面白枠の政党なので無視していい（夫談）なので一番似てたのは緑の党Die Grüneでした。そのあとはDIE LINKEとSPDだったのでまるっきり左派ですね。でも見たらわかるんだけどSPDとCDUのパーセンテージはあんまり変わってないわけでやっぱりSPDもCDUもそんなに変わんない中道なんだよな〜という感想。
このページの次のページには自分が賛成した問いに対するそれぞれの政党の方向性も掲載してくれているのでめちゃくちゃ勉強になる、はずだったのですが「まー今日は回答だけで疲れたし明日でいいか」ってパソコン閉じて次の日開いたら当然ページがリセットされてて見れなくなりました。結果の画面だけでもスクショしといて良かったー！！！！（もう一度答えるのはしんどすぎる）
つーわけでわたしは質問は辞書片手に一人で回答し（わからないところは夫に質問したりもしましたが）、結果を夫と二人で読んだので夫はわたしがどんな政党寄りなのか分かっているのですが、わたしは夫のをまだ読んでいないのでまぁ早く夫の結果を見たいところですね！！うふふ。
やってよかったWahl-O-Mat
設問になってるのは国民の不満や注目を集める話題ばかりなので、ドイツが今どんな問題を抱えているのかっていうのもなんとな〜く見えてくる。
いつかドイツ国籍取るときがくるとはなかなか思いませんが、住んでる国ですし、子供を育てる国だし、夫と年金や保険について話すきっかけにもなったし、ドイツ語の勉強にもなったし（こんなんせんと日常会話でdie Aufsichtsräte監査役会とかder Rechtsextremismus極右主義とか出てきませんからね）やってよかったです。
今回の選挙はまぁたぶん、またメルケルが勝つんでしょうけど、他の政党がどんくらい議席を伸ばしてくるか（減らさなくちゃいけないか）がみどころやな〜まぁAfDが増えるのは笑い事じゃないけど……。
ドイツに住んでたり、ドイツ語勉強してる人はやって損ないと思います！
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