ノイシュバンシュタイン城に行ってきました(2016/07/30)

 

ノイシュバンシュタイン城、それは「ドイツ人と結婚?!ドイツに住むの?へ〜そうなんだ〜おめでとうね!遊びに行くわ、ビールとソーセージ食べに(笑)ふ〜ん、あはは、へ〜。あとあれじゃん、あのお城、シンデレラ城!あのお城があるところだよね〜。いいな〜。行ったら写真見せてね!」

と言われる城。

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季節によって様々な表情を見せてくれる『ノイシュヴァンシュタイン城』 | Sworld

それがノイシュバンシュタイン城

日本で一番有名なドイツの城です(断言)

シンデレラ城のモデルと言われていますがソースはどこだよ(探していません)

 

そもそもわたしはノイシュバンシュタイン城とその周りの観光についてはあまり興味がないというか、なんで海外に来て日本語に囲まれなくちゃいけないんだ(ノイシュバンシュタイン城とその周辺は毎年大量にやってくる日本人観光客のために日本語標識があったり日本人の店員さんがいたりという情報を仕入れていたのです)とちょっとこじらせてるタイプの人間だったのもあり、大学一年生の冬に旅行で来た時も、その後ワーホリで1年暮らした時も縁遠く過ごしていました。

 

それを今回夫は「日本人なんだからノイシュバンシュタイン城は見とかなきゃでしょ!」と偏見に満ちた判断のもと友人と結託して私を車でノイシュバンシュタイン城まで連行してくれたのです。

全然ええけど…普通に行くし…。

というわけで小雨降る極寒のミュンヘンを飛び出し、我々はバイエルン滞在最終日にノイシュバンシュタイン城のあるフュッセンに向かったのです。

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道すがら見えるのはだいたいこんな景色。だいたいというか、ずっと。

ミュンヘンを離れるにつれてめちゃくちゃ天気が良くなってきました。

ちなみにドイツの牛さんは茶色い毛並みを持っていることが多いのですがミュンヘンでは白黒の牛っぽい牛を見かけることが多く、ミュンヘンっ子の友人に尋ねたところ「白黒の牛は典型的なバイエルンの牛なの」との回答を得ました。北部と南部では気候や人となりが大いに変わるのもドイツのよいところですが牛もなんですね。

しかしこんなに広大な土地で育てられる牛はストレスフリーでよい乳、よいお肉となるのだろうなぁ。いくらヴィーガンベジタリアンが増えたとはいえお肉を食べる人がまだまだ多勢。

そういえばドイツの牛乳のほぼ全てがバイエルン産であり、その流通に関してはバイエルンが実権を握っているとの話も聞きました。その昔、牛を育てている農家の方がストライキを起こしてそれ以来ミルクは年何L作っていくらで売る、という明確な規定がなされたとか?ニュースをサルベージする元気がないのであんまり信用しないでください。わたしのドイツ語力では夫とミュンヘンっ子ちゃんがまくしたてるニュースの話を全て理解するのは難しいんです…。

 

 

そんなこんなしているうちに道の脇に「ロマンチック街道(Romantische Straße)」の標識が立つようになりました。何が驚きかって、日本語でふりがなが振られているところですよ!そういうところが嫌いなんだよロマンチック街道!

脇道に入ったところでミュンヘンっ子ちゃんが「もうすぐだよ〜」と左手を指します。

そこには!

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遠い!!あと意外に低いところにある!!

もうたぶんあんまり夫が思っていたようないい反応はできてなかったですよ。すごい絶妙だった、遠さが。もう少し近づいて欲しかった。

まぁこのあと

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この馬(Kutscheというらしい)に乗るために

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この列に30分以上並び

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日本語の看板を見つけたりしつつ

15分ほど山道を登ってたどり着いたのがこちら!

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また日本語の看板

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それっぽい写真

お城の中には入らなかったのでぐるーっと回って写真を撮って30分くらいで降りました(入城券を買うカウンターに並ぶ列が本当に果てしなく長かったので「登るだけでいいよ!」と即決)
上に登ってから気づいたのですが、あれは入城券を買ったからといっていつでも入れるわけでもなく、整理券のように何番の人まで入ってくださ〜いみたいな仕組みみたいですね。門の前で座って待っている人がめちゃくちゃ多くて混雑度がすごい。

あと思ったより日本人は少なかったですね。日本人はやはり仕事が休みな盆や正月に一挙に押し寄せる感じなのかしら、などと思いました。普通に中国人のほうが多かったです、中国人はどこにでもいますね本当に。

いやしかし思ったより普通の城でした。残念ながらノイシュバンシュタイン城を最も美しく写真に収められるなんとか橋(名前を覚えてすらいない)が閉鎖されておりそこから眺めることが出来なかったのが悔やまれます。

ちなみに今回の旅でミュンヘンっ子に連れられて5つ、6つほど教会を訪ねたのですが、そのほぼ全ての教会で「お休み」あるいは「ミサ中」など中に入れないという不運に見舞われていたこともここに記しておきます。

ミュンヘンっ子には「本当にこの土地に縁がないのね」などと言われました。

次回の記事ではようやく入れた教会の写真を載せたいとおもいます。今回はもう十分写真を載せたので…。これ以上写真を載せると重たくてわたしの携帯から見れないので…。

 

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