ドイツのApothekeで花粉症の薬を買ってみた(2016/06/11)
めずらしく連日更新しております。
先日の記事で風邪引いたと書きましたが、どうも実際は(やはり)花粉症だったようです。公園に行った次の日から目がかゆくてかゆくてかゆくてかゆくてたまらず、洗っても洗っても洗っても洗っても涙が止まらず言葉の通り泣き暮らしています。
花粉はコップにたまる水のように蓄積されてゆき、そのコップから溢れ出した時に花粉症が発症すると言いますがわたしの場合はまさに公園で5時間日光浴したときにそのコップの許容量を超える花粉を摂取してしまったんでしょうね。本当に辛い。
(わたしが大好きなウェブ漫画『女の友情と筋肉』略してオナキン、の心温まるシーンです)
ちなみにわたしは日本にいる間に花粉症に悩まされたことはなく、ぐずぐずと鼻水を垂らし登校する弟(中学生です)やめちゃくちゃゴツい花粉症対策ゴーグルをつけて買い物へ行く母を見ては「わたしは花粉症でなくてよかった」と思いつつ「なぜ家族のうちで私だけ花粉症でないのだろう…」と不思議に思っていたのですが、なんてことはないわたしも花粉症だったのです。
日本では「スギ花粉」が毎年4月前後に猛威を振るいますが、こちらのサイトでみるとドイツでは冬以外はなんかしらの花粉が飛んでいるっぽいですね。グラフで鼻水が始まった時期をみるとイネ花粉なのかしら。
引きこもっているうちはいいのですが、夫が帰宅すると同時に目の痒みは悪化し(おそらく夫の服や髪に花粉が付着していたのでしょう)、買い物に行こうと外へ出ると目を開けていられないほどになりました。
実はわたし、まだ夫の会社の保険に加入できておらず(なぜなら配偶者ビザがまだ交付されていないからです。ビザが出てからようやく保険の申請ができるそう。)眼科に行くこともできません。
なのでとりあえず夫と連れ立ってApothekeに行ってきました。
Apothekeにはお医者ではなく薬剤師さんがいらっしゃるのですが、まぁその薬剤師さんがとってもklarなドイツ語で話してくださって、ドイツ語力3くらいのささみでもしっかり自分の症状を確認しつつ購入できました。(夫が言うには「少し失礼(unhöflich)な喋り方だったよ」とのことですが失礼だろうがなんだろうが相手の症状を聞き出してそれに一番効果的な薬を紹介してくれる人の方が信用できますよね。)
「meine Augen jucken(目がかゆいです)」とか「Schnupfen! seit 2 Tage(2日前からめっちゃ鼻詰まってます)」とか「Heuschnupfen(花粉症ちゃう)?」とか言うて購入したのがこちら。
真ん中あたりに書いてある Heuschnupfen が花粉症という意味なので Gegen Heuschnupfenで対花粉症薬ですね。
akutは形容詞で「(医学的に)緊急の」という意味。たぶん即効性があるんでしょう。
ちなみに医学的ではない緊急はdringendを使います(わたしはそうやって使い分けています)、なぜだかはわかりませんが…。
目薬(Augentropfen)と点鼻薬(Nasenspray)のセットですのでKombi-Packungとなっています。15ユーロくらいでした。鼻が垂れるのは風邪かもやし別に点鼻はいらんのちゃうかとも思ったのですが、それぞれ別に買うより一緒に買ったほうが安いよ〜と言われたのでまぁええかと思ってセットを買いました。めちゃくちゃ鼻通りよくなったので買ってよかったです。
あとアドバイスされたのが
・帰宅後すぐ服を脱いで洗濯する
・そのままお風呂に直行して髪を洗う(花粉は主に髪に付着するらしいです)
・窓は基本的に閉めておく、換気は早朝に行う
あたりです。
目薬も点鼻も、基本は朝晩2回、目薬はどうしても辛い時は4回までOK。外出後などめちゃくちゃ目が痛い時は1日4回だけ守って結構気軽に差してます。かゆくて痒くていじくりまわすよりましやろと。
即効性ありまくりで差したら瞬間からもう痛くない痒くないので早めにApotheke行ってよかったです。とりあえず今はこいつでごまかして(ごまかしてというか実際これさえあれば問題ないレベルなのですが)、保険適応されたら眼科行ってなんのアレルギーなのかちゃんと調べてもらおうね〜と夫とは話しています。
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ここのところアフィブログっぽいタイトルをつけてみようって思ってつけてみてたんですけどぶっちゃけ全然それっぽくならなくて、「人の目を引くタイトルをつけるのって難しいんだな」ってなっています。あれってやっぱり100通りくらい考えてから選んでるんですかね。